第五水準のファシリテーターへの道

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 【セミナー受講報告】人生の目利きになる

<<   作成日時 : 2006/02/05 21:32   >>

トラックバック 1 / コメント 0

関連記事として、「説明と描写の違い」を書いています。本セミナーの内容をヒントに書いています。こちらもあわせてご覧いただければと思います。

夕学五十講(2/3)の受講報告です。
講師は、山本一力(作家)さんで、若いころの苦労した経験などから常に自分を見失わずに地に足をつけていくためのヒントを頂きました。。

私がこの1年ぐらいの間に受講したセミナー・講演の中でも1,2を争うほどの充実ぶりでした。
この感動をうまく伝えられるかどうか分かりませんが、山本さんが仰られていた
『自分が書きたいことをはっきりさせろ。』
『読者に分かりやすく書くことを一番に考えろ。』
『簡単な言葉で書け。』
『奇をてらったことを書こうとするな。』
を肝に銘じて書いてみます。



山本さんは、こんな言葉で話し始められました。

『司会の方は私を直木賞作家と紹介していただきましたが、そんなのには意味がない。今ここで聴衆者を眠らせないようにするのがこの1時間半の私の仕事です。』


いきなり度肝を抜かれました。
この人はすごい。本物だと感じました。



それから、山本さんが若いころの旅行会社での体験に話は続きます。

先輩に叱咤激励された体験談が盛りだくさんでとてもためになりました。

例えば、新人で窓口業務をしていた時に、お客さんによく分からないことを聞かれて適当に答えていたら
『分からないと素直に断って、上に聞いてきますと言え。いい加減なことを言って怒るお客さんはいるが、分からないと答えて怒るお客さんはいない』

と、こっぴどく叱られたそうです。

他にも添乗員時代に叱られた話もありました。
でも、その先輩は決してお客さんの前では叱らなかったそうです。

また、その先輩から添乗員の一番の本分は
『お客さんを出発した場所に、そのまま元気で連れて帰るのが唯一の大きな責任』

と教えられたとのことです。かな〜り深いですね。


次に最近の社会問題に話は続きます。

山本さんは
『簡単に責任を取るなんていうな。責任なんか取れない。』

と仰られました。
また、最近の議会・マスコミがトップの首をとることを目的にしてしまっているのを憂慮されておられました。
全く同感です。本当にしなければいけないのは、そんなことではないですよね?

山本さんは、法的な責任の上に道義的責任を乗せて考える必要があると仰られました。
法律には抜け穴がある。道義的に責任が重要とのことです。当然ですね。


あと、電話でのセールスをされていた時代の話がありました。
この時の社長に
『こんな名の知れぬ会社の人間から訳のわからないことを言っても聴いてもらえるわけがない。売り込みですと素直にいえ。余計な事は言うな。』

と言われたそうです。
それでも断られ続けてましたが100社の内の1社で
『面白い事を言うね。』とアポイントが取れたそうです。
でも、そのアポイントの時に会社概要に書かれていることを自慢げに話していたら
『そんなことは私の方がよく知っている。本当に売り込みたいなら、余計なことは言わず相手から情報を引き出せ。昨日今日調べたことを言ってもしょうがない。』

とここでも叱られたそうです。なるほど、コーチングにつながりますね。
また、この電話セールスでの苦しい経験が随所で役に立っているとのことでした。



話の中で、随所に「金メッキはすぐはがれる」的な要素が随所に出てきました。
例えば、
直木賞を受賞したことで門が向こうから開くようになったが、勘違いのもとになる。
出版社は直木賞作家に頼みに来ている。私自身ではない。
前にいいものが書けたとしても次にいいことが書ける保証にはならない。
と、常に誉められ好きの自分を戒めているそうです。身の丈をわきまえろとメッセージを頂きました。
まさに、人間万事塞翁が馬ですね。生協の白石さんに近い匂いを感じました。




最後に、QAの話から
「あなたのことを思って言ってる」という人は嘘。自分のためでしかない。正直に話すことが大事。
すぐに分かってくれと求めてはいけない。教育はとんぷくじゃない。相手が咀嚼する時間が必要。それは10年後かもしれない。
『金メダルを取りたいと思います。』は×。
『金メダルを取ります。』がOK。
後者は、「責任を果たそうという気持ち」が表れている。

とのこと。


それにしても、いい話をされる方に限って「会社が倒産した」とか「○億の借金ができた」とかの経験をお持ちです。それだけの苦労をされているから今があるんでしょうね。
もちろん、その苦難は「チャレンジした結果」であり、「怠けた結果」や「ずる賢くやった結果」ではなく、かつ苦難を避けず乗り越えてこられたからでしょうけど。


どうでしょうか?少しは伝わりましたか?

でも、やっぱり生(サテライトでも)で聴くのが一番ですよ!!
(ひとそれぞれ感じることは違いますから。盛りだくさんですが、削った話の中にもよい話があるんですよ。)

P.S. 免責事項。ここに書かれている内容は、セミナーの内容から私が心に残った内容を一部選択しているものであり、セミナーの内容全てではありません。また、内容については私の解釈も含まれており、必ずしもセミナーの内容と一致すると限りません。悪しからずご了承ください。
最後になりますが、ブレイクスルー一杯のセミナーを提供いただいた山本一力さんおよび慶應MCCの担当者の方に感謝いたします。



クリックいただけると幸いです。
人気blogランキング

設定テーマ

注目テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
説明と描写の違い
久し振りの更新になってしまいました。(^^; 昨年の夕学講座で、説明と描写は違うというお話がありました。夕学講座の時には時間の関係で詳しいお話は聞けませんでしたが、最近その違いを感じることが多いです。当たり前と思われるかもしれませんが、この違いを意識することが実は大切というお話をしてみます。 ...続きを見る
第五水準のファシリテーターへの道
2006/05/15 00:25

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文